工場見学 長船チャレンジランド 今在家工場
中とじ工程 週刊誌やパンフレットなどに多く使用されている、最も簡単な製本の方法です。 フロア全景


折り機
1)印刷済みの用紙を折り機で折り畳む。

丁合
2)ページ順に丁合して一冊分にまとめる。

とじ
3)背の部分を針金でとじる。

三方断裁
4)上下と横の余分なところをカット。

結束
5)結束して完成。

ブックン ブックン
印刷工場では、一枚の大きな紙の裏と表に、本や冊子の1〜16ページ分をまとめて印刷してあるんだ。
製本工程では最初に、印刷された用紙を折り機という機械で、本の1ページ分の大きさになるように折り畳んで、「折り丁(おりちょう)」というものを作るんだよ。バラバラのページを1枚ずつ並べるよりずっと製本がラクになるんだ。

ハジメくん ハジメくん
折り一枚の紙を半分に折り、それをさらに半分に折ると、片面が4ページで裏にも4ページあるから、合計8ページになるんだ。紙を自分で折ってみると簡単にわかることだけど、こんなふうに印刷されてたんだね。コピーみたいに1ページずつ印刷するものと思ってた。

ブックン 丁合ブックン
ページの順番になるように、となり合わせで折り丁を重ねてセットしておき、ラインをどんどん流れてくる折り丁に次の折り丁を重ねていくと、一冊分がページ順にそろうんだ。この工程を丁合(ちょうあい)というんだよ。

ヨシコちゃん ヨシコちゃん
ヘェ〜、高速でどんどん流れてても、ちゃんと自動的に紙が落ちてきて重なるんだ。最後に表紙が重なってきちんと整えられると一冊の本になるんだね。

ブックン ブックン
でもこの段階では、折り丁が重ねられているだけでバラバラの状態だし、袋状になったページを開くこともできないんだよ。
次の「とじ」工程で、表紙の背の部分から本の真ん中のページまで針金でしっかり留めて、ようやく一冊になるんだ。
速すぎて見えないから、針金でとじるところで一度機械を止めるよ。上から本を抑えておいて、パチンと針金が打ち込まれているのが見えるかな?

ハジメくん ハジメくん
ナルホド。本を半開きにしておいて、上からホッチキスで留めるみたいな感じだね。だから、厚みのある本には不向きなんだ。

ブックン ブックン
そうだね。オートメーションで大量生産できるからコストは安いんだけど、ページ数が100ページを超え、厚みが1センチ以上の本には「中とじ製本」は不向きなんだ。強度の面でも問題が出てくるしね。
では次へ進もうか。
ここも速すぎて見えないので、機械をゆっくり動かすよ。

ヨシコちゃん ヨシコちゃん
アッ、上から機械にはさまれた瞬間、本の端の方から小さな紙の束がパラッと下へ落ちたみたい。余分なところを切り落としているのかな?

ブックン 三方断裁ブックン
正解。「三方断裁(さんぽうだんさい)」といって、とじていない3つの辺をちょっぴり切り落とすんだ。こうしないと袋状になった中身のページが開けないし、表紙と中身の大きさがきれいにそろわないからね。

ハジメくん ハジメくん
できあがった製品がどんどん出てくるね。

ブックン ブックン
冊数を自動的にカウントして、紐で束ねてるんだ。
あとは出荷用に梱包すれば出来あがり!

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