工場見学 長船チャレンジランド 今在家工場
無線とじ工程1 雑誌や一般書籍の大半に用いられている製本の方法です。 フロア全景


平断裁
1)刷本の余白を断裁し、折り機へ。

丁合
2)ページ順に丁合して一冊分にまとめる。

バインディング板
3)一冊分がセットになって次工程へ。

ミーリング
4)ミーリングし、背の部分にのりづけ。

ブックン ブックン
印刷された用紙の余白を断裁機で裁ち落とし、折り機に掛けるんだ。
折り機で折り丁を作る工程は「中とじ工程」と同じだよ。
詳しくはそちらを見てね。

ハジメくん ハジメくん
「中とじ工程」よりラインの規模がずっと大きいね。同じように最初は「丁合(ちょうあい)」からスタートするけど、こちらの方が丁合機の台数が多いのは、無線とじの本の方がページ数が多いということだね。

ブックン ブックン
丁合ずいぶん詳しくなったね。感心、感心。ハジメくんが言うように、ラインの全長がずいぶん長くて、前半の丁合の工程が一直線に長く伸びているだろ?無線とじの場合は数百ページという本もたくさんあるから、一冊分の中身をそろえるのに丁合機がたくさん必要になるんだ。
同じ丁合でも、「折り丁(おりちょう)」の重ね方が「中とじ工程」とは違うんだ。上へ上へ積み重ねるんじゃなくて、右の図のようにページ順に並べて一冊になるんだよ。表紙だけ別の工程になっているところも違う点だね。

ヨシコちゃん ヨシコちゃん
オートメーションでどんどんラインが流れているけど、こんなに少ない人たちだけで大丈夫なの?

ブックン ブックン
刷本の補充だけしておけば、あとは全自動で製品ができるから、少ない人数でもラインが動かせるんだ。ちょっと見ただけでは気がつかないけど、各工程の自動チェック機能が充実してるから、品質面でも心配ないよ。もちろん、人間の目によるチェックも怠りないしね。
一冊分の中身が金属の板にはさまれて流れているだろ?バインディング板といって、丁合した用紙をあれでしっかり固定しているんだ。緑色の大きな機械の中へ丁合された本がどんどん入っていくだろ?あれはバインダーという機械なんだ。

ハジメくん ハジメくん
まだとじられていないから、固定しておかないとバラバラになるんだね。バインダーの中では何をやってるの?

ブックン ブックン
ミーリング こっちへ来てごらん。大きなローラーが丁合した用紙の底の部分に接しながら回転しているのが見えるだろ?本の背になる部分をあのローラーで3ミリくらい削り落としているんだ。「中とじ工程」にはなかったけど、これが「ミーリング」という工程だよ。
次の白っぽいローラーを通過するところでは、削り落とした部分に「ホットメルト」というのりを塗っているんだ。こののりによって、一冊分の中身がしっかりと固定され、そこに表紙が貼りつけられるんだよ。

無線とじ工程2の見学 品質チェック