工場見学 長船チャレンジランド 今在家工場
上製本工程 伝統的な製本の方法で、格調高く、長期の保存にも耐えられます。


くるみ
7)別仕立ての表紙を送り込む。

くるみ
8)表紙と中身が合体。(くるみ)

プレス機
9)横に流れながら6回プレスされる。

10)出来上がった本が積み上がる。

プレス
11)最後にもう一度プレス。

ブックン ブックン
まだもうひとつ、大きな作業が残ってるんだ。これも上製本だけの特権なんだけど、別仕立ての豪華な表紙がつけられることだよ。表紙は本の顔だから、がっしりとした立派な表紙がつくと格調がグ〜ンと高くなるんだ。
表紙は厚紙にクロス(布)を貼り、本の題名を金箔押ししたものが多いけど、布の代わりに合成皮革を使ったりすることもあるんだよ。
写真(7)と(8)にあるように、表紙は中身とは別にセットしておいて、中身が流れてくるタイミングに連動して1枚ずつラインに送り込まれ、のりで貼りつけられて合体するんだ。これが「くるみ」という工程で、上製本ではすごく重要な作業なんだ。

ヨシコちゃん ヨシコちゃん
ようやく1冊の本になったんだね。作るのにこれだけ手間がかかってるんだから、本は大切にしなきゃ。
でも、まだラインが先に伸びてて、大きな機械の中へ入っていくよ?

ブックン ブックン
この大きな機械はプレス機だよ。表紙がつけられた本の表紙に折り目のライン(耳)を入れて、一冊ずつしっかりプレスし、最後の仕上げをしているところなんだ。この箱の中を横に流れながら6回もプレスをかけられ、ガッシリとした本に仕上がるのさ。
プレスが終わると自動的に積み上げられ、最後にまとめてプレスをかけて、ハイ完成〜!
おっと、忘れるところだった。
このラインはドイツのコルブス社というメーカー製なんだけど、それに日宝製本独自の技術を活かした検査装置が組み込んでいるんだ。電子ハカリの落丁(らくちょう)チェック機能なんだけど、重量を検査してページの抜け落ちを防止する仕組みだよ。
間違ってページの一部が抜け落ちた本なんて、シャレにもならないからね。

ハジメくん ハジメくん
製本の作業工程を実際に見てみると、本はもっと大切にしなきゃいけないってことがよくわかるね。
ブックンありがとう。

ヨシコちゃん ヨシコちゃん
自分の本だけじゃなくて、学校の図書室や図書館の本も大切にしようね!

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検品
12)1冊ずつ検品して、ようやく完成。